ITOKI TOKYO XORKオフィスリニューアルにともない、玉井佐知さんの作品を展示しました。
伝統的な染色技法である型染めを用いて、「人間」をテーマに独自の染色表現を追求している。今回は「色・姿・形異なる人たちが関わり支え合い、バランスを保ち回り続ける。」を作品コンセプトに掲げ、
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アーティスト | 玉井佐知 / TAMAI Sachi
染色作品 | 《 円転 》 / sequence
2023, 型染 絹, 酸性染料, 柿渋糊, 金粉, ×mm
設置箇所 | ITOKI TOKYO XORK 13F
Concept |
厚み1㎜にも満たない布に人間を染める-
円転は円を描くように簡潔な形にデフォルメした人体を構成した作品シリーズである。
作品には、円の持つ循環性・連続性・無限性・永続性などの意味合いを多く含む。
-sequence-では、様々な個性を持つ人々が関わり支え合い、
他者と共に回り続ける一連の人間社会を表現している。
玉井佐知
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作家情報 |
1983年 大阪府生まれ / 2008年 京都精華大学大学院 芸術研究科博士前期課程染織専攻修了
大学院在学中に日展や日本新工芸展などの団体展での活動を始める。現在は京都を拠点に、個展や公募展をメインに作品制作と発表を行う。日本の伝統技法である型染めを用いて「人間」をテーマに、独自の染色芸術表現を追求している。また染色アートと伝統を多くの人に広める活動にも力を注ぐ。
主な展覧会 |
2023年 「Kyoto Art for Tomorrow 2023 -京都府新鋭選抜展-」, 京都文化博物館
2022年 個展「連なる身体」, ギャラリー16, 京都
個展「染織 玉井佐知展Characterized Body」, ギャラリーDELLA-PACE, 兵庫
2021年 ‘Compose’ 染色玉井佐知展, カンディハウス, 大阪
「線の誘惑・型染め展」, 清流館, 京都
2019年 個展「人物相関図」, ギャラリーなつか, 東京
2017年 個展「人間(にんげん/じんかん)をみる」, ホテルアンテルーム, 京都
2015年 個展「玉井佐知展 - 循環 -」, ギャラリーマロニエ, 京都
2013年「京都府美術工芸新鋭展2013京都美術ビエンナーレ」, 京都文化博物館
主な受賞歴 |
2010年 日本新工芸展 上野の森美術館奨励賞
2009年 京展楠部賞, 京都市立美術館
2007年 日本新工芸展 東京都知事賞, 国立新美術館
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