三井情報株式会社

MITSUI KNOWLEDGE INDUSTRY CO., LTD. | 2026
三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社 三井情報株式会社

三井情報の新オフィスに、内階段やカフェ機能を備えた
コモンスペースを彩るアートを展開

Task プロジェクトの課題

三井情報株式会社様は、2026年の本社移転プロジェクトにおいて、自社のパーパス「ナレッジでつなぐ、未来をつくる」を体現する新たなオフィス空間づくりを推進した。本プロジェクトでは、お客様やパートナー企業様が訪れる2階から4階の空間において、コミュニケーションやコラボレーションが自然に生まれる場をどのように設計・表現するかに加え、自社ブランドを表現する「Honest, Kindness, Advanced」をいかに空間体験として具現化するかが重要な課題となっていた。単なる装飾ではなく、お客様とのコラボレーションを活性化させる仕掛けとして、また社員の皆様が自社のアイデンティティを誇りに思い、帰属意識を深めるための象徴的な場を創出することが求められた。

Solution アートプレイスの提案

「ナレッジでつなぐ、未来をつくる」という三井情報の姿勢を空間に反映するため、設置場所ごとの役割や印象に応じて、異なる個性を持つ3名のアーティストを起用した。
 23階と4階をつなぐ3フロアをまたぐ内部階段の壁面には、三澤亮介による新生コーポレートロゴから着想を得た抽象表現を展開し、「挑戦」「多様性」といったキーワードを空間に落とし込んだ。3階オフィスの壁面では、DENPAが暖色系のセカンダリーカラーパレットを用いながら、「つなぐ」「未来」「つくる」というキーワードと、3階のテーマ「Kindness─つながり、多様性」の要素を取り入れた壁画を制作した。4階カフェテリアでは、若山真央が三井情報のセカンダリーカラーパレットや内装の色合いを参照しながら、カラフルで柔らかく温かみのある3点連作を通して、新たなブランドイメージを表現した。それぞれの空間に応じたアートを展開することで、来訪者には「変わりゆく三井情報」の印象を伝え、社員には自ら未来をつくっていく意識を喚起する空間構成を提案した。

Works 作品

絵画作品 |連作《はじまりの光(Light of Genes):《真珠:無限とはじまり》《海:創造の光》《花:花と痕跡》4階壁面

アーティスト: 若山真央

「未来や社会」「他者」「自己」に正面から向き合う真摯な姿勢を通じ、目に見えない関係性を可視化。連作『はじまりの光(Light of Genes)』では、未知なる可能性の中で静かに光る創造の種、風を受けて揺れる瑞々しい生命力、そして日常に溢れる光をマクロとミクロの視点を行き来しながら描き出している。 一筆ずつ丹念に重ねられた色彩は、三井情報様が長年積み上げてきた技術と信頼を象徴。お客様に対する「Honest」な姿勢を強く印象付けるとともに、社員がプロフェッショナルとしての自律を再確認する拠り所となることを目指している。

連作《はじまりの光(Light of Genes)》|
《真珠:無限とはじまり》《海:創造の光》《花:花と痕跡》
2026
油絵の具, キャンバス等
F303(H910×W727mm)

壁画アート |《Ripple and Flow3階壁面

アーティスト: DENPA

Kindness」から「包容力」や「温かさ」を感じさせる柔らかな色味を用い、端から端へと図柄が流れるようなレイアウトで、絶え間ない「時間」や、共創によって未来をつくるための「繋がり」をイメージした。 特定の意味を持たせない抽象表現(namako”や“kujira”といった独自モチーフの構成)は、鑑賞者の自発的な解釈を促し、社員とお客様、あるいは社員同士の間に感覚的なコミュニケーションを生み出す。視覚的な心地よさが、リラックスした環境での柔軟なアイデア創出を後押ししている。
 
Ripple and Flow
2026
水性塗料
H2000 × W7000mm 程度

壁面アート |《 Zigen: Ever-Expanding Light階段室壁面(23)

アーティスト: 三澤亮介

Advanced」を軸に、「ナレッジでつなぐ、未来をつくる」というパーパスを、無限に拡がり続ける光として “線”の表現でビジュアル化した。光の線は叡智の連なりと人の関係性を示し、交差や滲みは新たな価値の創出を象徴している。階段という動線の中で、上階からはナレッジの集積が次の挑戦の基盤となる様子を、下階からは未来への拡がりを感じられる構造として体験的に設計されている。新ロゴと呼応する色彩が多角的に重なり合う光のグラデーションは、挑戦のエネルギーと無限の可能性を提示。階段室という動線に配置することで、お客様との移動の際にも「未来をつくる」ための対話が生まれ、社員がフィロソフィーを体感しながら自律的に進化し続ける、帰属意識を醸成するシンボルとなっている。
 
Zigen: Ever-Expanding Light
2026
壁面アート (原画:アクリル絵の具, キャンバス等)
H4,500×W3,390mm, H2,593×W3,166mm 程度
(原画: H938×W718mm, H566×W673mm 程度)

事業主 三井情報株式会社
所在地 東京都港区
設計デザイン 株式会社イトーキ
アーティスト 三澤亮介, DENPA, 若山真央
撮影 加藤 健
アートディレクション ARtPlace Inc.