Hogaleeのウォールアートが、東京モノレールの車両に実現。
世界へ向けて日本の文化を発信します。
Task プロジェクトの課題
東京モノレール株式会社は、駅・車両を日本の今・伝統・特徴的な文化を発信する空間へと彩る「TOKYO ART&CULTURE」と称した取組みにおいて、日本・東京旅行の序奏を担うノリモノとして、新たなデザイントレインを運行することになった。車両に施すモチーフにHogaleeのアート表現を採用し、空の玄関口・羽田空港と浜松町をつなぐ東京モノレールの利用者や海外からの渡航利用者へ、東京の都市文化の先端性、創造的感性を発信し、現代アートによるユニークな”おもてなし”を視覚的に感じさせられることが求められた。
Solution アートプレイスの提案
アートプレイスは東京モノレールの新たな取り組みに対し、アーティストのHogaleeと協働し、Hogaleeの長年主軸としているテーマである「女性/ girl」をモチーフとしたイメージ展開を提案した。6両の車両内装と、外装の海側・山側の2面に設置した6点のアートワークは、「颯爽として元気で都会的。海風を受けて髪がなびく女性。」をコンセプトに巨大なステッカーの形で展開。6つの表情で微細に描き分けられた線画が貼られた車両外装と、内装にちりばめられた様々な女性の表情をとらえたステッカーによる、走るウォールアートが、一年間、都市の街並みを走り抜ける。風になびく髪がゆれる笑顔の女性たちが現代の女神となり、各車両に並ぶことで、見るたびに新たな発見とコミュニケーションが生まれる作品を目指した。
Works 作品
壁面アート | 《Chiral》(キラル) |モノレール車両外装・内装 (車両形式|10000形/10021編成)
日本と海外を結ぶ国際線との架け橋であるこの10000形のモノレールはグリーンとスカイブルーの組み合わせで沿線の象徴である「空・海・緑」を表現している。その車両色に対しモノクロで描かれた3人の女性像は、貼られたステッカーやシールと呼ぶには巨大であり、輪郭線で表現する浮世絵や漫画といった「和」を意識させる。
外装の山側と海側には鏡像となっている同じ女性たちが微笑んでいるが、口元の表情に差異があり観測する側によってわずかに印象が変わる。意識して観なければ気づかないものも、幾度か見かけるうちに違和感から気づきへ繋がる。
また、乗車してみればその女性たちの遠近感のない世界が目の前に広がり、これは広告でもイタズラでもなくキャンバスとして機能している車両なのだと認識できる。来訪して観る人は「日本に来た」と感じ、日常的に観る人は驚きや気づきで「非日常」を感じさせる女神たちである。
※ Chiral / キラル : 本来は立体の図形や物体などの事柄で「互いの鏡像を重ね合わすことができない性質」の意味。
《 Chiral 》
2025
ラッピングシート
外装 | 6両分・海側および山側に6名のイメージ
内装 | 6両分・各1両ごとにランダムなイメージ
*内装に関しては、車内の安全性及び視認性向上の観点から、2026年1月より車両連結部のラッピングを
一部撤去。詳細については関連リンクを参照。
| 事業主 | 東京モノレール株式会社 |
| 所在地 | 東京都 (モノレール浜松町駅〜羽田空港第2ターミナル駅 間) |
| アーティスト | Hogalee |
| 関連リンク | |
| 撮影 | ArtPlace Inc., Hogalee |
| アートディレクション | ArtPlace Inc. |











