ワークスタイリング 渋谷サクラステージ

WORK STYLING Shibuya Sakura Stage | 2026
ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ ワークスタイリング 渋谷サクラステージ

三井不動産が展開するシェアオフィス・レンタルオフィス
「ワークスタイリング 渋谷サクラステージ」のラウンジ空間と
会議室前廊下に、4名のアーティストによるアートワークを展開

Task プロジェクトの課題

本プロジェクトでは、ワークスタイリング 渋谷サクラステージにおけるラウンジスペースおよび会議室前廊下4ヶ所に対し、それぞれの空間特性に応じたアートワークを導入することが求められた。木質感を基調とした落ち着きのある内装に、軽やかな先進性や開かれた創造性をどのように重ねるかが重要なテーマとなり、単なる装飾ではなく、利用者の滞在体験や空間の印象形成に寄与する構成が必要とされた。会議室前廊下については、当初、開業イベントに合わせた催しを行いたいという要望があり、それを踏まえながら、空間導入としてどのような形がふさわしいかを検討することが課題となった。

Solution アートプレイスの提案

アートプレイスでは、コワーキングスペースである本施設の特性を踏まえ、内装コンセプト「Authentic Hybrid―落ち着きとベンチャー感の両立」に加え、ワークスタイリングが志向する、働く人が自分自身の状態に目を向けながら、他者ともゆるやかにつながる場のあり方に呼応するアート計画を構成した。ラウンジスペースには、海岸和輝、Ryan Coleman、吉野ももの3名による作品を配置し、それぞれ異なる表現言語を通して、落ち着きのある空間に創造性や軽やかな刺激をもたらす構成を提案した。さらに会議室前廊下4ヶ所には、開業イベントに合わせた催しとして、中島麦が約1週間にわたり現場で公開制作した作品を展示した。制作された複数の作品の中から職員が展示作品を選定する流れを設け、作品導入にとどまらず、制作・鑑賞・選定のプロセスを通じて、場に関わる人が自然に参加できるアートプロジェクトを目指した。

Works 作品

絵画作品 | 《overlap #82ラウンジスペース

アーティスト: 海岸和輝

線を描いては消す反復から生まれる「重なり」に着目し、その痕跡を可視化する。鮮やかな色彩はレイヤーの積層であると同時に、デジタル/アナログ、時間やカルチャー、スタイルのオーバーラップでもある。消去と加筆を繰り返す画面は、更新され続ける都市やストリートと重なり合う。

overlap #82》

2025
素材 | アクリル, キャンバス

サイズ | H1300×W1300×D55mm(S60)

レリーフ作品 | 《Multi Scribbles (Blues) Wall Sculptureラウンジスペース

アーティスト: Ryan Coleman / ライアン・コールマン

走り書きのような線を「アイデアが生まれた瞬間の自然な手の動き」と捉えている。一瞬の動きを彫刻として凍結させることで、創造が生まれる最初のエネルギーや可能性を空間の中に留めようとしている。その線の動きは、見る人が自分自身のひらめきや衝動を思い出し、いつでもそこに立ち返るきっかけとなる。また、透明な素材が周囲の光や空間を取り込みながら反射することにより作品は環境によって表情を変える。そこには、アイデアや創造が常に変化し続ける可能性を秘めたものであるという思いも込められている。

Multi Scribbles (Blues) Wall Sculpture》

2026
素材 | レーザーカットアクリル
サイズ | H1,470×W3,000mm

絵画作品 | 《Kami #98-1 (Dance)ラウンジスペース

アーティスト: 吉野もも

変形パネルにアクリル絵の具で、あたかも実在するかのような凹凸を描く。折り紙のもつ空間的な柔軟性をモチーフに、「在る」と「無い」のはざまを立ち上げようと試みている。本作では、桜の葉が風に揺れ光を透過する情景から、個と個のあいだに生まれる奥行きや空気の緊張感を表現する。色彩はフランスの画家、アンリ・マティスの《ダンス》から着想を得ている。

Kami #98-1 (Dance)》

2024
素材 | アクリル, パネル
サイズ | H759×W779mm

ライブペイント作品 | 《DIVING to SHIBUYA SAKURA STAGE会議室前廊下4ヶ所

アーティスト: 中島麦

DIVING》シリーズは、作家自身が絵に飛び込み潜るような感覚で描いており、「色彩の海でダイビングする」ように鑑賞してほしいという思いから名付けられた。傾け固定したキャンバスに、薄く溶いた絵具を注ぎ、色材が滑るように流れ滴る動跡は、時間をまとって定着する。また幾度も画面を回転させ、好意を反復することで生まれる多重力は、物理法則から解放された色空間を作り出す。オフィス内で公開制作をしたライブ感・関係者とともにセレクトした空気感と共に、絵具と重力が描き出した色彩の美しき振る舞いを楽しんでいただければ嬉しい。

DIVING to SHIBUYA SAKURA STAGE 》

2026
素材 | アクリル絵具, キャンバス
サイズ | 16点  S40 (1000×1000mm), 610×610mm, S6 (410×410mm), 230×230mm

事業主 三井不動産株式会社
所在地 東京都渋谷区
設計デザイン SIGNAL
アーティスト 海岸和輝, 中島麦, 吉野もも, Ryan Coleman
協力 Gallery OUT of PLACE(中島)
撮影 木村雅章
アートディレクション アートプレイス株式会社