東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス 東京外国語大学 府中キャンパス

東京外国語大学 府中キャンパス

Tokyo University of Foreign Studies, Fuchu Campus | 2000

環境・建築・人間が相互関連するアートによって、世界に開かれ、快適で、希望や誇りを持てる学びの場を創出しました

Task プロジェクトの課題

語学科・学生数の増加に伴い、北区西ヶ原のキャンパスでは校地面積に限りがあったため、府中市朝日町への移転を決定。1996年に「対話と交流をベースにして世界に開かれたキャンパス」をコンセプトとする新キャンパス基本設計が承認された。

Solution アートプレイスの提案

キャンパスの基本設計は、緑豊なランドスケープと一体となって、地域環境と対話可能な、社会に開かれた大学を目指している。アート計画においても、基本理念である「対話と交流」をテーマに、世界に開かれた学校にふさわしく、海外アーティストの参加も得て、アート・建築・環境の相互的な関係において、より快適で希望や誇りを与えてくれる空間創造を行った。作品には多様な言語を用いた表現やキャンパスのシンボルともなる作品など、グローバルな対話を生み出す作品の数々がキャンパス内にちりばめられた場づくりとなった。

Works 作品

Scarab Island Meditation図書館棟 吹抜け(3F-4F)

アーティスト: Lita Albuquerque

スカラベの瞑想から生まれた宇宙や海、島々のイメージと潜在意識を表現した作品。作品内の26ヵ国の言葉は、東京外国語大学でできる26言語としており、背後の深青色のパネルにガラスに刻まれたさまざまな言葉が影を落とす。照明によってそれらの言葉が紺碧のパネルに陰影をうみ、二重に奏でられる作品の透明感が建築空間に深い奥行きを与える。

Scarab Island Meditation
金属パネルに塗装(青色), 留金物, カバーガラスにシルクスクリーン印刷
H4300×W4300×D10mm (各パネル11000mm×16)

レリーフ作品《ことばの海》研究講義棟1F マルチメディアホールホワイエ

アーティスト: 五十嵐威暢

性格も表情も異なる数種類の木を削り、一部彩色し積層して「言葉の海」を作った。 時を経た2000本あまりの木は色味を増し、その性格を主張しながらエントランスの壁の中で「共存」を目指す。水平に構成した画面は複雑なディテールを宿しながら、全体として「世界」を平和で穏やかな「調和」として捉え表現されている。

木レリーフ 多種類を使用(レッドウッドやマホガニー等)
W4,600×H800×D65mm, W13,800×H800×D65mm

《青の砂漠》《赤の砂漠》研究講義棟2Fラウンジ

アーティスト: 本田 孝一

アラビア半島の砂漠で調査の仕事をした時の砂漠の風光の美しさ、自然の機微をアラビア書道作品の中で表現した。描いた言葉である「コーラン」の章句には、すべて自然は「神さま」を賛美している と書かれている。

陶板
H2700×W4500×D20mm


《わ・話・輪・和》研究講義棟 2Fラウンジ

アーティスト: 井上博史

曲線、直線、平坦な色面の要素を組み合わせたモザイク作品。流れ、その切断、衝突、流れの復活、という自然の事象の姿をグラデーションを使いながら表現し、全体を調和させている。

ガラスモザイク
H2600×W100700mm

CORE研究講義棟 2Fラウンジ

アーティスト: 望月雅生

目に見えない時の流れを形にした作品。 金色のCOREを中心に層を重ね広がるコラムは膨大な時の流れを象徴し、外へと発展しつづける大学の文化を象徴している。作品の下部を1F、上部は2Fで見られる構造の作品になっている。

スチール, 銅, 金メッキ
H7000(3500×2)× Φ900mm

《木もれ日》大学会館 和室 踏込み

アーティスト: 吉川 道子

高原の四季の移り変わりは、それぞれに心を止めてしまう。光と風を運んでくれるように感じさせる、日本の四季と自然界の情景を空間内に表現した作品。

枝, 小枝, 麻その他繊維, 透明強化ガラス(カバーガラス), 留金物
H2200×W1200×D100mm


《翔》外構部広場

アーティスト: 澄川喜一

Foreign Studiesの「F」を象形化し、力強い飛翔をイメージした。 御影石の割り肌の力強さを残しながら、研磨したシャープな形を対比させ、未来を志向する彫刻作品。「F」の形象化を翼のかたちのデフォルメとも考え、新キャンパスの広場の環境にも最も適する造形となるよう、表現されている。

《翔》
2000
黒御影石, 白御影石
H4000×W2300 mm


《結び》/《世界の花》図書館棟 2F ブラウジング

アーティスト: 北村温子

「結び」は、日本の四季折々に、愛と平和が人との交流で結ばれることを、「世界の花」は、東京外国語大学が交流している44ヵ国のうち、40ヵ国の国花やそれに準じる花を、世界で唯一の象眼七宝焼という七宝焼技法にこめた作品。

《結び》
H1422×W3894×T12.5mm
七宝焼陶板, アルミフレーム

《世界の花》
H280×W250×73
七宝焼陶板

事業主東京外国語大学
所在地東京都府中市朝日町
設計デザイン東京外国語大学設計共同企業体(株式会社久米設計他)
アーティストLita Albuquerque、五十嵐威暢、本田孝一、井上博史、望月雅夫、吉川道子、澄川喜一、北村温子、上哲夫
モニュメントデザイン豊嶋敦史
施工奥村組JV(研究講義棟)、熊谷組JV(図書館棟)、小田急建設株式会社(大学会館)、大成建設JV(アジアアフリカ言語文化研究所)
撮影目羅勝(五十嵐作品), ArtPlace Inc, 黒川未来夫 ほか