八重洲さくら通りにWOK22によるウォールアートが完成
“速度を上げるばかりが、人生ではない。現代のスピードで流れゆく日常のひとときに休息を。“
東京の玄関口、八重洲さくら通りを彩る桜をモチーフに、夏から秋にかけて日本の伝統表現である浮世絵を感じさせる雲と現代のグラフィックをリズミカルに交差させたストリートウォールアートをWOK22が制作した。
108ART PROJECTによる建設工事現場仮囲いに展開する壁画プロジェクトの「まちにART(にぎわい)を、ひとにART(豊かさ)を」の活動コンセプトに沿った作品に昇華されることを期待された複数名の候補から、WOK22が採用された。現代のスピードで流れゆく日常のひとときを、江戸の浮世絵にみる優雅な時間の流れと混在させることで時間・空間をワープさせながら、日本の和と四季のうつろい、雲や色彩のグラデーションの流れを「時の流れ」と重ねて、道ゆく人びとに体感いただくストリートウォールアートが完成した。本作は9月末まで設置される。
Works 作品
壁面アート作品|《Time goes on》 |東京駅前八重洲さくら通り及び外堀通り沿い建設工事現場仮囲い
古い歴史があり、かつ東京の玄関口の八重洲ということもある通りに、日本の古き良きと新しいを掛け合わせた。通りの名前から桜をメインにイメージをふくらませ、浮世絵を感じさせる雲やグラデーションとWOK22のトレードマークとなっている「雲柄」などをミックスさせ、八重洲のビジネス街の忙しい雰囲気と、その中のひとときの休息を味わって欲しい思いを表現。タイトルは「時の流れ」や「経過」という意味をもつ《Time goes on》と名付けた。
《Time goes on》
2025
素材|ウォールシートアート, ターポリン
サイズ|トータルH2.5×20m
(約H2,500×W4, 200mm 2箇所、約H2,500×W2, 500mm 2箇所、約H2,500×W6, 600mm 1箇所)
所在地 | 東京都中央区八重洲一丁目6番地 |
アーティスト | WOK22 |
主催 | 108ART PROJECT |
トップパートナー | 西尾レントオール株式会社, 株式会社乃村工藝社, TSP太陽株式会社, 株式会社イトーキ |
サイトアソシエイツ | 株式会社大林組, 前田建設工業株式会社 |
事務局 | 株式会社山下PMC |
施工 | 株式会社つむら工芸 |
撮影 | アートプレイス株式会社 |
アートマネージメント | アートプレイス株式会社 |