2024年4月、若手アーティスト支援企画展 第2期がスタート。高屋永遠の絵画により、某所[官公庁]会議室に新たな風が吹きます。

2024年4月より、若手アーティストを支援する企画の第2期展示プログラムがスタートしました。未来の日本美術を担う若手アーティストが生み出す、新たな世界観や多様性のある表現の作品を鑑賞することで、豊かな会話が生まれる場となることを目指しています。
2024年度は、高屋永遠による油画作品が通年展示されます。

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アーティスト | 高屋永遠 / TAKAYA Towa
絵画作品 | 《花信風 (かしんふう)/ Foretelling》
制作年 | 2023年
サイズ | φ800mm (S25号程度)
素材 | 顔料, 油, 麻キャンバス
設置箇所 | 某所 [官公庁] 会議室
Concept |
本作品は、世阿弥の風姿花伝(花伝書)から着想を得て描かれている。日本古来の普遍的な美意識を大切にし、国内外の土地や植物、化粧原料などから自作した絵具を用いて、古典的な油彩の彩色技法により、軽やかな彩りを筆跡を一切残さずに表現している。繊細な色の連なり、豊かなグラデーションが織りなす淡い色合いは、鑑賞者に安らぎや癒しの雰囲気をもたらす。顔料から作られた不定形の形態と色面とを融合させることで、独特の浮遊感と没入感を有した現象的な絵画空間を作り出す。

作家情報 |
1992年 東京都生まれ / 2015年 ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ 芸術学士 修了

【主な展示歴・プロジェクト】
2024  個展「It calls: shades of innocence-」LURF MUSEUM, 東京
2023「揺動する絵画空間」資生堂グローバルイノベーションセンター, 神奈川
「ART SHOW GINZA ONBEAT x MITSUKOSHI」銀座三越, 東京
「Chroma Distance」POLA MUSEUM ANNEX, 東京
個展「JOY AFTER ALL – 花信風」Lurf MUSEUM, 東京
2022 個展「桜時」WHYNOT.TOKYO, 東京
「Fine Art Collection」松坂屋名古屋店, 愛知
「diverse painting」西武渋谷店 美術画廊 , 東京
2021 個展「Slowly but Surely」WHYNOT.TOKYO, 東京
「The Inevitable」WHYNOT.TOKYO, 東京

【主な受賞歴】
2017ヤングクリエイターズアワード2017入賞
2009 第83回国展 入選