アーティストインタビュー : 平川紀道

ArtPlace Inc.アーティストインタビューを公開しました。
Vol.9は、平川紀道さんです。

2022年8月、住友ファーマ株式会社東京本社 エントランスロビーに、平川紀道さんのデジタルアート作品
《part and/or whole》が完成しました。平川さんは、さまざまな粒子の動きが縦横無尽に広がり大宇宙のようにも、微細なミクロの世界のようにも想像させるような、コンピュータの計算の手続きによって立ち現れる表現「粒子の振る舞い」を描写し、アート表現として昇華していきます。計算に基づくアルゴリズムとパラメータを駆使し、これまでにない世界のあり方や見え方を観る人々に問いかけます。

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《part and/or whole》
2022
デジタルアート

コンセプト|
『全体としての宇宙を、より小さな部分へと還元していく。銀河団、銀河、恒星系、太陽と惑星、流れる雲、鳥の群れ、細胞、分子構造、原子核と電子、最後は素粒子の振る舞いにたどり着く。全体として捉えどころのない複雑な系も、部分によるボトムアップな計算として捉えると、原理的にはアルゴリズムとしてモデル化することができる。
一方で、そうした自然を抽象化したモデルを目にすると、人は無意識のうちに記憶を走査し、それが何であるのかを探る。その時、想起される記憶を決定づけるのは、それがどのように計算されたかという個のアルゴリズムではなく、実際の計算に用いられた数値、つまりパラメータであり、全体観であるように思われる。では、アルゴリズムとパラメータの、どちらが世界にとってより本質的だろうか?』
(作家ステイトメントより)

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設置場所 | 住友ファーマ株式会社 東京本社
アーティスト | 平川紀道
アートディレクション | アートプレイス株式会社
協力 | Yutaka Kikutake Gallery
動画 | 20228月撮影
ビデオグラフィー | 丸尾隆一

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